株式会社ウィスク・イーは、メキシコの「テキーラ ロス アブエロス社」のテキーラ『フォルタレサ』を正規輸入代理店として2018年5月中旬から国内販売することをお知らせします。

テキーラ ロス アブエロス社はメキシコ・ハリスコ州、バジェス地方のテキーラの名門サウザ家の5代目ギレルモ・エリクソン・サウザが祖父の時代の伝統的な製法を守り、2005年から丁寧にテキーラづくりを行っています。

同社が所有するフォルタレサ蒸溜所は、元々サウザ家が所有していた3つの蒸溜所のうちの１つで、1968年に閉鎖。その後、ミュージアムとして保存され、1976年にテキーラ「サウザ」ブランドと2つの蒸溜所を売却した後も、同蒸溜所は、アガベの農園と共にサウザ家が所有し続けていました。

サウザ家5代目のギレルモは、1999年にこの蒸溜所の再建に踏み切り、2005年に100％アガベのプレミアムテキーラ「フォルタレサ」をリリース。時間が短縮できる近代的な製法ではなく、100年以上もの間、受け継がれてきた伝統的で手間の掛かる製法でつくられたアガベ100％を原料とするテキーラ「フォルタレサ」は、今や世界中から注目の集まるプレミアムテキーラとなり、世界106のバーが選ぶドリンクス・インターナショナルの「ANNUAL BRANDS REPORT2018」では、テキーラ部門でTOP10に選ばれています。

【商品概要】

伝統を継承した、手間を惜しまないテキーラづくり

サウザ家5代目のギレルモ・サウザがつくる「フォルタレサ」は、時に重量110Kg以上になる良質なアガベの球茎部（ピニャ）を原料に使用し、味わいに奥行きを与える伝統的な製法によって、100％アガベでつくられるプレミアムテキーラです。 味わいもバジェス地方のテキーラに多く見られる青みが強く辛味の多い風味とは異なり、柔らかで辛味が少ないのが特徴です。また、ピニャを模ったキャップと型吹きガラスでつくられる伝統的なメキシカンガラスのボトルにも彼のこだわりがみられます。

【商品ラインナップ】

フォルタレサ　ブランコ

フォルタレサ　ブランコは蒸溜後、樽での熟成は行わず、ステンレスタンクで落ち着かせてからボトリング。色は無色透明。香りは加熱したアガベ、グレープフルーツ、バター、オリーブ。味わいはバジェス地方でありながらやわらかで、良質なアガベを使用していることがわかります。バニラの甘みにグレープフルーツ、ほんのりバジルが加わり、フィニッシュにミネラルを感じます。

フォルタレサ　レポサド

フォルタレサ　レポサドは蒸溜後、内側を焦がしたバーボンバレルで6～9ヶ月間熟成し、ボトリング。色はペールイエロー。香りはグレープフルーツ、キャラメル、バター、セージ。味わいはオイリーで、りんご、バニラキャラメル、シナモンが広がり、フィニッシュにほんのりとスパイシーさが加わります。

フォルタレサ　アネホ

フォルタレサ　アネホは蒸溜後、内側を焦がしたバーボンバレルで約3年間熟成したものをメインに使用し、ボトリング。色はライトアンバー。香りはキャラメル、バニラ、チョコレート、バタースコッチ、パイナップル、ナツメグ。味わいは滑らかで甘く、バタースコッチ、キャラメル、トフィーで、フィニッシュにヘーゼルナッツが加わり、豊かな広がりを見せてくれます。