オチョ(OCHO)は2008年、ロス・アルトス(ハイランド)地方に、テキーラ界の名門カマレナ家のカルロスと、Mexican National Tequila Chamberでテキーラアンバサダーに任命されているTomas Estesが立ち上げたブランドで、オチョとはスペイン語で『8』を意味します。オチョのテキーラはそれぞれ、ひとつの農園(RANCHO)で栽培されるアガヴェ・アスールを100%使用し、その農園名がボトルに記載されています。アガヴェをタオナ(石臼)で挽き、残った繊維(バガス)を発酵に使用するカマレナ家独特の製法で、アガヴェの風味を最大限に引き出し、ふくよかなボディを引き出しています。また、樽はウッドが強く出過ぎないよう、テキーラを5-6回も熟成した後の古樽のみを使用する徹底したこだわりようです。
オチョ レポサド (2014年)
テイスティングコメント
オチョ レポサド(2014年バッチ):ロス・アルトスの中でもミチョアカン州に近い“サン・ホセ”という大きな区画の中に位置する農園「ラ・マゲイエラ」のアガヴェを100%使用しています。この農園の名前はメキシコでアガヴェを意味する“Maguey”に由来。色は淡いゴールド、香りは百合の花、ピーチ、プラム、アニス、ユーカリ。味わいはレモングラス、イースト、ブラックペッパーのアクセントと共に甘いローストパイン、フルーツバスケット、ココアをイメージする広がりをみせます。通常のロス・アルトスのテキーラと一線を画すバガス由来の独特な複雑さが表現されたテキーラ。