オチョ(OCHO)は2008年、ロス・アルトス(ハイランド)地方に、テキーラ界の名門カマレナ家のカルロスと、Mexican National Tequila Chamberでテキーラアンバサダーに任命されているTomas Estesが立ち上げたブランドで、オチョとはスペイン語で『8』を意味します。オチョのテキーラはそれぞれ、ひとつの農園(RANCHO)で栽培されるアガヴェ・アスールを100%使用し、その農園名がボトルに記載されています。アガヴェをタオナ(石臼)で挽き、残った繊維(バガス)を発酵に使用するカマレナ家独特の製法で、アガヴェの風味を最大限に引き出し、ふくよかなボディを引き出しています。また、樽はウッドが強く出過ぎないよう、テキーラを5-6回も熟成した後の古樽のみを使用する徹底したこだわりようです。
オチョ ブランコ (2015年)
テイスティングコメント
オチョ ブランコ(2015年バッチ):蒸溜所から1キロ離れた、松の木やオーク、草花がアガヴェと共存する畑、「ラ・ラティージャ」の農園で収穫された約7年物のアガヴェを100%使用し、アガヴェの個性が味に最も反映されるよう熟成せずに瓶詰。香りはハーバルな中に綿あめ、パイン、バター、アップルサイダー。口に含むとアガヴェの深い甘さ、軽くホワイトペッパーが弾け、これぞロス・アルトスというやわらかでジューシーな甘さが口いっぱいに広がります。